アートディレクター養成講座受講中

日時:2018年3月28日

作者:河尻諭

今一度、アートの勉強を

こんにちは!レジスタの河尻です。

現在僕は、デザインとはなんぞや、ディレクションとはなんぞやということを学ぶために宣伝会議さんが開催しているアートディレクター養成講座を受講しています。

僕はディレクションに入ったり、WEBのことを触ることは多いですが、デザイナー畑ではないため、社内のデザイナーに負けないためにも受講した次第です!

そこでは、現役バリバリの方からレジェンドまで、クリエイティブな業界で働かれている方から自身の体験談などを通して大切なことを教えて頂いています。

商品への愛がデザインを良くする

講師の方のお話を聞いていると、とことんリサーチし、その商品の価値はなんなのかというところを掘れるところまで掘ることをどなたも実践されているようです。

クライアントの方から伝えられる魅力もそうですが、それ以外にもこの商品に魅力があるんじゃないか、クライアントの話す魅力が本当に現在の市場での価値になっているのか、とことん突き詰める。

ときには、ズバッという事もあるそうです。

そこまでして、整理できた魅力をデザインで表現することができたら…

絶対売れますね(笑)

講師の方が、商品への愛がすごく大切で、愛が無きデザインはその無責任さがデザインに反映されてしまうよということおっしゃっていて、その言葉がこれからも忘れないように胸に刻んで、そして新人教育の際に絶対伝えようと思いました。

課題もあるのです

受講生は全員社会人(デザイナーさんが8割くらいで、あとは様々という感じです)で、仕事をしながら課題をこなすし、いい意味で追い込まれがらひーひー取り組んでいます(笑)。

今回の課題は、「ご当地土産」の問題点を見つけ、それをデザインで解決しよう!というものがでした。

私は岐阜県出身なので、地元の誇り、養老軒さんの「ふるーつ大福」を選択!

ふるーつ大福の魅力は、和菓子と洋菓子のハイブリッドという絶妙なところと

果物をつかっているので、くどさが無くフレッシュなところです。

現在の商品パッケージも大変すばらしいのですが、

あえて、変えるならというとこで…

①和菓子と洋菓子の中間

クラフト感のあるテイストとフラットなテイストを織り交ぜることで、和洋折衷の表現を。

②果物感&もっと目立って欲しい

果物をそのままデザインとして取り込むことで、他のお菓子に埋没しないような可愛らしさと果物の良さを表現しました。

 

「ふるーつ大福への愛を感じる。そして、なにより美味しそう」という評価を講師の方に頂き、上位3作品に選んで頂けました。

所感として、よっしゃー!テンション上がるぞー!!と思ったのと、

自分でいちからデザインすることの大変さを学び、デザイナーさんへの尊敬が増しました。

よりよいデザインのために

よりよいデザインとは、その商品の魅力を明快に伝えられることだと思います。

そのために、これからもっともっと愛を深めていきたいと思う次第です。

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