猫といふものありけり

日時:2018年1月15日

作者:石川味智

ねことはすばらしい生き物である。

私は幼き頃よりお猫様と暮らさせていただき、身の回りのお世話をさせて頂いております。

私の中では常にカーストの頂点に君臨しています。

また、世界中が猫を崇め、大切にすれば、争いや戦争がなくなり世界平和につながるとすら思っています。

前置きが長くなりましたが、まず私の猫人生の根源となった初めての猫を紹介します。

小学生の時、家の庭に置き去りにされた野良猫のみゃぁです。

親猫さんは嵐で来れなかったのか、育児放棄したのか何らかの事情でお迎えには来ず、ずっと鳴いていたところを保護しました。

真っ黒でまだ1ヶ月ほどの仔猫でした。

母は恐がり近こうとしなかったが、初めて触れる仔猫に私は不思議な気持ちになりました。

今思えば「これが定めよ・・」と天のお告げがあったような気もしなくもない気もする気もします。

この日から猫との生活が始まりました。

 

当時小学生で知識はなく、パソコンもないので調べる事もできず、また今のように猫への飼育方法がかなり適当な時代であったため、母が買ってきた格安のフードを与え、人間用のミルクを与え、おばあちゃんやおじいちゃんのいうままにみそ汁をあげたりと今では発狂してしまう飼い方をしていました。

猫に対して本当に申し訳無い事をしたと思っております。

しかしすくすくイケメンに育ち、田舎だったため勝手散歩にでたり、怪我して帰ってきて病院連ていったり、おじいちゃんに人間用の薬を与えられて喧嘩したりほのぼの生活していました。

その頃から庭に猫がたくさん集まってくるようになり楽園と化していました。

みゃぁは縄張り内の猫をまもり怪我の耐えないとてもよいグレーの猫でした。

もう天に召されてしまいましたが、私の中で一番特別な猫となり今もこの胸にきざんでおります。

今思えば問題だらけの飼育をしていました。

・粗悪なフード

・塩分高い人間食

・無去勢

・外飼い

 

絶望的ですね。

しかしこの経験があったからこそ、去勢をしたがらない人の気持ち、無責任に餌だけあげる人の気持ちが少し理解できます。

しかしそれでは世の猫達は幸せになれない。

 

私は世界中の猫が一匹残らず幸せになってほしい。

 

全ての人が猫を尊敬し、すこしだけ気付いてあげてほしい。

一人一人が少し気にするだけでも地域問題・殺処分などだいぶ良くなるのではないでしょうか?

 

さあはじめよう。猫教徒。猫狂会員募集中。

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